映画・テレビ

孤狼の血

近所の映画館に少し遅れてやってきました。
好きな監督、白石和彌さんの作品です。ネタバレしないように覚え書き。
冒頭から目をふさぎたくなるシーンがたくさんありますが
役者さんたちが活き活きと演じているのが観ていてわかるので、とても興奮しました。
昔の東映を彷彿とさせる、すばらしいエンターテイメント作品だと思います。映画館だからこそ観れる作品で、モノを作る素晴らしさがスクリーンから溢れています。
涙がポロリと出るところもあって、痛快です。
フィクションとは言え、組織の正義って一つではないの?どこにでも裏や表があって…と真面目に考えてしまいます。
原作が3部作とか聞いたので、是非、続編ができれば観たいです。

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万引き家族

先日、観てきました。
簡単にネタバレしないように覚え書きです。
とにかくセリフと背景をきちんと覚えておくと、気持ちよく、回収されていきます。
役者さんたちの演技力がすばらしい。おばあちゃん役の樹木希林さんの魅力はほんとに不思議。
見た目はは自分の祖母と全然違うのですが、ふとした瞬間、自分の祖母に見えることがあってドキッとしました。
もしかすると映画を観た人は私のような感覚になってしまった方もいらっしゃるかもしれません。
あとは、ほんの少しでしたが、池脇千鶴さんの演技がとても印象的でした。
子どものほうが「おとな」というのかな。
とにかく色々考えさせられる作品です。

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関ケ原

先日、観てきました。
歴史が好きな方はすんなり観れる映画だと思いますが、
苦手な方は少々しんどく感じるかもしれません。
関ケ原の戦いとは誰と誰の戦で…という基礎知識はあったほうが楽しめます。

ネタバレしないように、ざっくり感想を。

負けた石田三成側から描かれているのがとても魅力的。
「義」を貫いた三成には憧れます。貫くってなかなできない
やっぱり自分の利益を先ず考えてしまいがち。それはとても大事なことではありますが、
みんながみんな思い通りにはいかなかったり、ルールを決めた方がいい場合もあるし、、、
それぞれが好きなようにやればいい!って認めあうのは良いことだし、決めるのは簡単だけど、まとまらなかったり。
私たちが忘れそうになる「義」。考えたいですね。

電話やインターネットのない時代であっても、戦に備えるには「情報」が鍵になること。
駆け引きが面白かったです。
豪華な役者陣がそろっていますが、滝藤憲一さんの豊臣秀吉がとても素敵。
時代劇が好きで色々な作品をみましたが、今のところ、秀吉役NO.1です
国宝級の建物で撮影されているのですが、歴史の重みが感じられました。

2度、3度、観たくなる映画です。

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彼女の人生は間違いじゃない

ずいぶんとご無沙汰。
先日映画を観てきたので、ネタバレしないように、覚え書き。
この映画の監督をされた廣木隆一さんの原作小説の映画化です。
福島の震災・原発事故の5年後をモチーフに描かれています。
悲惨、むごさの現状ですが、映像はとてもキレイ。そのキレイさが、観ていて苦しくなります。
主人公は東京に向かい、目を蔽いたくなるシーンもあり、一部は共感できないのだけど、、、
 
でも、女性って、私も含めて、他人からは意味がわからない!と突拍子もない行動に出ることって、時々ありません?
虚無感に苛まれたり、悲しみにくれていたりする時に。そう考えると、ふんふんと頷けます。
取り巻く人々の日常もとても丁寧に描かれています。どのエピソードも考えさせられるものばかりですが、私は主人公の同僚のエピソードが印象深い。
 
日本全国、自然災害に見舞われ、辛い経験をされている人々がたくさんいますが、福島はそれらとは一線を画しています。福島の現状を風化させていけないという強いメッセージは伝わりました。
どこで生活をしていても、私たちは、常に満たされてはいないし、いつ、転機が訪れるなんかわからない。そんなときに、他の誰かに「間違いじゃない」って言ってもらうと、なんだかチカラをもらえます。
映画を観終わった後、映画の登場人物たちは、ものすごく長い時間をかけて、ほんの少しずつ、良いとされる方向に、進んでいくのではないか、
そして、
自分の生活と照らし合わせても、肯定的に前に進めるのではないかと思わせてくれました。

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聖の青春

久々の映画、覚え書き。

棋士 村山さんのドキュメンタリーを観たことがあったので、映画になるなら絶対観よう!と思っていました。

村山さんの亡くなるまでの4年間、勝負にこだわる生き様には感動しました。(生活面や治療というところでは共感できないところは多々ありましたが…)

終始、物語は静かに進み、それが余計に将棋の厳しい世界を表していたんだと思います。将棋ルールは、ほぼわからない私ですが、俳優さんたちの演技力で理解できましたし、あと、将棋って、自分で「負けました」って宣言しなきゃいけない苛酷な競技だということを、今更ながら知りました。

ただ、残念というか、私が悪いのだけど、物語が進むにつれ、どこが実話でどこがフィクションなんだろう…と冷静になってしまう私が居て、今、そんなこと考えず、観ることに集中…と言い聞かせながら観てしまい…原作、読んでみたくなりました。

俳優さんたち、皆さんすばらしいです!主役の松山さんはもちろんですが、東出さんのなりきりぶりは圧倒されます。脇をかためる方々も見終わった後もそれぞれに印象がしっかり残っています。
だからなのか、映画を見終わってから、時間が結構経っても、余韻にかなり浸れます。不思議な感覚です。

好みがかなり分かれると思いますが、キャスティングが素敵すぎですので、観る価値はありますよ。

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日本で一番悪い奴ら

最近、映画を観に行けていなく、ほんと、久々。
ここ、数年観た映画で、私の「面白い!1番かも!」が「凶悪」という作品。
その凶悪の白石監督メジャー作品第2弾が「日本で一番悪い奴ら」。
楽しみにしていました。
ネタバレしないように。。。覚え書きです。
実話をもとに、警察があるゆる悪いことを重ねていくという、超問題作。
 
「凶悪」では、人の内面にある悪意をグイグイとツッコミ描かれていましたが、
今回の作品では、組織が腐っていて、主人公はその「悪」にどんどん染まり、
腐った間違った組織の中での忠誠心や、仲間との関わりを、とても面白く、コメディタッチで描かれています。客席では、結構、笑い声がありました。
中盤から後半、特に、私は、ほんとの最後、凍りつくような衝撃を感じました。
結構ハードな映像や表現があります。苦手な方は目や耳をふさぎたくなるだろうなぁ…。
でも、程度や事は違っても、
「私も、悪いこと、したことあるし。会社や組織っておかしな線引きあるよね。きれいごとでは片づけられないって、諦めてしまうこと割とあるし…」
なんて、考えていると、
リアルに普通に生活している、今、瞬間のほうが、怖いものかも…。
痛快なコメディ、青春、昔の日活映画、などなどいろんな要素が入った、楽しいエンターテイメント作品ですが、ちゃんと、人間ドラマとして考えさせられるところがしっかり骨にある、良い映画だなぁ~と、余韻にひたっています。
 
 

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合葬

先日、観てきました。
杉浦日向子さんの「合葬」を映画化。
彰義隊をモチーフにしている物語だと聞いたので、観てみようかなぁ…と。
いつものようにネタバレしないように。
ものすごく淡々と物語が進みます。時代劇なのですが、現代に通じる若者の青春群像劇って感じです。
生きる、死ぬ、戦争とは…観終わったあと、静々と考えさせられます。
大人の映画かなぁ。
エンドロールが終わり、館内の照明が着き、眼鏡を外し、帰り支度をしていると、
近くに座られていたご婦人に、話しかけられました。
「あの~。この映画はどういう映画なんでしょう…良かったですか?」
と質問されました。
映画は好きで、いつも一人で小さい所から大きな所まで行きますが、こんなことは初めてです。
丁寧に話しかけられたので、逃げるのも失礼かと、
「観てドキドキを味わうとか、わかりやすいエンターテイメントみたいな映画ではないですよね。好みは分かれると思いますよ。」
と答えました。
「作られた方は、何を伝えたかったのでしょうか?」
とものすごく難しい質問をされました。
「いやぁ…私はそんな評論家でもないので、偉そうなことは言えないしわかりませんが……………
彰義隊が何なのかってことをほんの少しでも予習できていたら、もう少しわかりやすかったかもしれませんね。」(ネタバレになるので、話した内容は書いてません
と、とりあえず、その時に思いついたことを答えれるだけ話してみました。
そしたら、
「この俳優さんは、他にどんな作品に出てるんですか?」
など、質問が出るわ出るわ…。
次の予定もあったし、知らない人とこんな長い時間会話するなんて…
と思いながら、15~20分ほど。
ある意味、興奮した出来事でした。

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日本のいちばん長い日

夏、たくさん観たい映画があったのですが、タイミングがなく、観れずじまい。

最近、近所の映画館は、私と相性が悪く、観たいものが来ない(u_u。)

映画が観たい!!

やっと観に行ける日ができました。

何を観ようかなぁ。

いつものように、大阪や京都市内の映画館から調べていたのですが、

舞鶴に映画館あるやん!

しかも、まだやってる!!

観たいと思っていた「日本のいちばん長い日」。

そういえば、舞鶴でロケをしたんだ!

車で行けばいいやん。

ドライブ&映画鑑賞の休日。

ネタバレしないように、感想。

内容は色々、賛否両論あると思いますが…。

俳優さんたちの演技力が素晴らしい

目と佇まいだけでも気迫が伝わってきます。台詞回しももちろん素晴らしい。

特に、本木さんの天皇は、気品があって、思い出すだけで胸が熱くなります。

あの時代、誰もが皆、それぞれの立場で、必死に、迷って迷って迷って、生きていた…。

私たちは、少し違う意味になると思いますが、ありがたいことに、選択肢が多く、迷える現代に生きています。

だからこそ、知るべきこと、学ぶべきことがあり、他人ごとにしては決してならない。

映画を観て、そう思いました。

パンフレットを購入したのですが、これまた読み応えがたっぷり。

短いですが、作家の五木寛之さんが寄稿されていますが、これ、結構響きました。

もう一度観たい!!

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シェフ三ツ星フードトラックはじめました

親友からチケットをいただいたので、映画を観てきました。

ネタバレしないように…(^_^;)

爽快感のある作品です。一応、食べ物が中心にあるのですが、家族の絆、挫折を味わった人、経済の困難さ、昨今のSNS事情、、、色々詰まっているので、誰でも楽しめるかと思います。

シンプルな料理を、丁寧にこだわりを持って作ると、間違いのない美味しいものが出来ると、改めて考えさせられました。

それと作り出す人が幸せを感じないと、相手に伝わらないことも…。
何と言っても音楽が終始ノリノリ。音楽の分類は何になるのか…キューバジャズでいいのかなぁ…映像と相まって、「クヨクヨするな」と元気をもらいました(^o^)。

ハッピーエンドも心地良く、エンドロールが終わると、ホットサンドイッチを作って食べたくなりました。

気分爽快。仕事に励みます。

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映画 深夜食堂

ドラマ「深夜食堂」が好きで、シリーズ2から観ていました。

映画化ってどんなものになるんだろう…と楽しみにしていて、先日観てきました。

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映画館のロビーでは、期間限定で、撮影時に使われていた衣装や小道具が展示されていました。

ミーハーな私は映画を観る前から興奮状態

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土鍋は、あのエピソードの…

きゃっ、交番の看板

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あのビール瓶!いつも美味しそうなのよ…

映画を見る前に、すでに、映画のノベライズ本を読んでいたので(我慢し切れず)、予習もバッチリ

それと、深夜食堂を観ると、とにかくお腹がすくので、映画館で「ぐ~~~っ」なんて恥ずかしいから、腹ごしらえをしっかりしてスタンバイ。

涙あり、笑いあり、しみじみと奥行きのある物語でした。

一応、仕事がら、真夜中に食事をすることはおススメしていません。それは少し置いといて、、、

あんなマスターがいる食堂が近所にあったら、私、入り浸るだろうな~。

物語を観た人はみんなそう思うはず。あそこに集うお客様たちの関係性にも憧れます。

ベタベタしていないけど、何かあった時には、つながっている感じ。絶妙な距離感。

何より、美味しそうな食べ物。アップになった料理はもちろん美味しそうなのですが、

私がいいなぁ~と思ったのは、食堂内で物語が進むときの映像には、物語の人物と、食べ物が何かしら映っているんです。

ビールやおつまみ、漬物など、切り取っても、物語には、それほど影響ないだろう…と思われるものも、映っています。

私には、それが、人物を、そして食堂の雰囲気がより立体的に感じられたように思いました。

春夏秋冬と季節感も感じられるし、人情話…その他にも話したいネタがいっぱい。

お腹を満たしてのぞんだはずなのに、映画終了後は、あれが食べたい!あれも食べたい!と食欲旺盛でした

もう1回観たいな~。

いつまでも、映画の余韻に浸りたいですが、ちょっと、現実に戻りまして、、、

「食べること」って、ただお腹を満たせるものだけでなく、感情や育ってきた環境、人との縁によって作られ、良くも悪くも、人生に影響力があるものだと思っています。

そこを踏まえた上で、健康につながる食事、栄養指導ができればいいなあ…と改めて思いました。

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