ファインバーグ・コレクション展 江戸絵画の奇跡
このパネルの背景の絵は、
「群鶴図屏風」鈴木其一
の絵です。
この鶴の絵をどうしてもみたくて、
MIHOミュージアムに行ってきました。
MIHOミュージアムは、、、組織というか、ミュージアムが出来るまでのことは、まぁ、いろいろあって、価値観…などなど、ちょっと首を傾げたくなるようなこともあるのだけど、
それは、ちょっと置いといて、
とりあえず、美術館としてみると、、、
「桃源郷」というテーマのストーリーがカタチに表わされていて素敵だと思いました。
大きく建物は2つに分かれていて、その2つを電気自動車で移動します。
(歩いてもOK)
トンネルがありまして、
トンネルがなんとも気持ちがよくて。
トンネルを抜けると、展覧されているもう1つの建物。
この建物でファインバーグコレクションが展示されています。
地下の喫茶店で、サンドイッチとすだちジュース。
このサンドイッチ、自家農園のものらしいです。
思っていたより、おいしくて。
いろんなことを考えると、(ちょっとオブラートに包みます)認めたくなかったりもするのですが、素直においしい。
真ん中のは古代米のサラダ。かぼちゃの甘みとビネガーの酸味が効いて、夏バテ気味の食欲がないときでも、口に運びたくなるものでした。
最近のスーパーなどで売っているクレソンは食べやすくなっていて、辛味や香りがあまりしないものが多いように思うのですが、
このクレソンは、辛味香りがあっておかわりがほしいくらいでした。
食後、ゆっくり、絵を見ました。
見たかった「群鶴図屏風」の前では、いろんな角度からしっかり見ておこうと思って、右や左、真ん中、前、うしろ、、、しゃがんでみたり、中腰になったり、背伸びしたり。
屏風だから、途中折れ曲がっているので、見る角度を変えただけで広がり方がちがうんです。
かなり、変な人だったと思います。
夏休みだし、人多いだろうなぁ~と覚悟していたのですが、今日はそんなに多くなかったように思います。
気にいった絵のところに逆戻りすることもできたので。(ほんとはダメなんだと思いますが)
庶民的な作品から上品な雰囲気のものまであるのですが、でも、全体としてまとまっている。。。ファインバーグ夫妻のセンスがとんでもなくすばらしいんでしょうね。私みたいな初心者でも、感動しました。
江戸絵画、おもしろいですね~。どんどんはまりそう。
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